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結婚した時に親に勧められて終身保険に入ったんだけど、毎月14,500円も支払うのが正直、厳しくて…。
なぎささんも旦那さんも生命保険は終身保険に入っているんだね。
あとは2人とも車を持っているから自動車保険もあるね。
生命保険
終身保険(夫)…毎月8,500円
終身保険(妻)…毎月6,000円
→合計 1万4,500円(年間17万4,000円)
自動車保険
車1台あたり…年間3万円
→合計 6万円
※火災保険については、住んでいる家によってかなり差があるのでここでは扱わないこととします。
終身保険は保障内容にもよるけど、確かに保険料の負担が大きい気がするね。
だよね〜!
必要だと思って入ったんだけど、毎月保険料もっと安くならないかなあ…。
この記事では主に「生命保険」の見直しについて考えていきたいと思います。
保険って本当に必要なの?
保険料って結構大きな支出なんだよね。
でも大事なのは「必要な保障を備えられているのか?」ってところだよ!
なぎささんの終身保険はどんな時に保険金が支払われるのかな?
えっと…死亡した時だよね?
あとは親から「貯蓄性があるから入っておいた方がいいよ」って言われたような…実は詳しくはよくわからない…。
では、例えば旦那さんが亡くなってしまった時に、いくら保険金が支払われるの?
えっ…と…うーん、わからない(泣)
加入するときに説明を聞いて納得したつもりでも、実はよく理解できてないことあるよね。
でも、高い保険料を毎月払っているのに、それが何のためのものなのかわかっていないのはNG!
終身保険は一般的にこんな保険だよ↓
・保障が一生涯続く
・死亡時に保険金が出る
・解約してもお金が戻ってくる(貯蓄性がある)
損をしたくない人にとって、一定期間を経過すれば解約してもお金が戻ってくる(=貯蓄性がある)と魅力的に感じる保険だよね。
でもその分毎月払う保険料が高い傾向にあって、その割にいざという時の保険金が思ったより少ない商品もあるよ。
なぎささんのように、保険料が高すぎて今の生活が圧迫されたり、そもそも保障内容が合ってない場合は見直すべきだと思うよ!
※商品によって多少内容は異なりますので一概にそうとは言えません。
なぎささんのように、人に勧められるまま保険に入っているという人も割と多いのではないでしょうか?
万が一の時の備えとして頼りになる「保険」。
しかし内容をよく理解しないまま民間の保険に加入していないか、改めて保険のメリット・デメリットを整理してみましょう。
保険のメリット
たとえば病気や怪我をした時、事故にあった時、災害にあった時、家族が亡くなった時…
突然の不幸な出来事に見舞われ、それを乗り越えるのに必要なものの1つが「たくさんのお金」です。
でも、たくさんのお金なんて急には用意できない…そのピンチを助けてくれるのが「保険」というものなのです!
例えばあなたは現在貯金0円で、お給料から生活費を引いたら手元には2,000円しか残らないとします。
もし貯金で毎月2,000円ずつ貯めたら、1年後には2.4万円にしかなりません。
しかし、もしこれが保険なら、毎月2,000円ずつ払っていれば1年後に不幸に見舞われた時に100万円の保険金がもらえることもありえます。
これはすごく極端な例ですが、今現在の貯金が少ない人にとって保険は、万が一の時の不安を取り除く心強い安心材料となるわけです。
人生のピンチになったら保険金をもらって本人や家族が困らないようにするためのもの!
保険のデメリット
万が一の不安を軽くできるなら、やっぱり保険は必要だよね!
実は、保険のデメリットはまさにその「万が一の時」なんだよ!
どういうこと?
万が一の不安を軽くできる一方で、逆に言えば万が一にならなければ保険金はもらえないってこと。
保険はあらかじめ設定した目的以外に使えないのがデメリットだよ。
例えばがん保険に入ってたら、他の病気で入院しても保険金はもらえない。
契約時に設定した「ピンチ」の時にならないと保険金がもらえない!
だから、本当に備えるべきはどんなことに対してなのか、自分の状況を踏まえてよく考える必要があるよ。
一方、貯金は理由が何であろうといつでも必要なだけ引き出せる。
貯金は使う目的が自由。
言い換えれば、十分な蓄えがある人は、保険は必要ないとも言えるね。
なるほど…。
でもどんなアクシデントにも耐えられるほどたくさんの資産を持っている人なんて、実際には少ないよね!
だから保険で自分に合った最低限の備えをしておくんだよ。
国民みんな加入してる!社会保険でカバーできるもの
うちも十分な貯金なんて絶対ないから、やっぱ保険は必要だよ!
でもどんな保険が必要なのかすぐにはわからないな…。
ちなみになぎささんの旦那さんて会社員だよね?
毎月、給与から「健康保険料」「厚生年金保険料」などが天引きされているはずだけど…そういう社会保険の保障内容ってどんなものか知ってる?
給与明細でみたことはあるけど…。
保障内容…?(自信がない)
当たり前に支払っているから忘れがちだけど、この「健康保険」「年金」などの『公的保障』についてきちんと知っておいた方がいいよ!
へ〜そうなんだ!
まずはこの『公的保障』の内容を理解して、それでも足りないところを民間の保険でカバーするって考えてみたらどうかな?
病気・怪我・死亡・介護…人生の不安は考えたらキリがないですが、保険であれもこれもと備えを盛りだくさんにしすぎると支払う保険料が高くなり今の生活費を圧迫してしまいます。
保険は必要最低限にしましょう。
そのために健康保険や年金などの「社会保険」の保障について詳しく知るところから始めてみましょう。
病気や怪我をしたら(医療費)
健康保険にはどんな保障があるの?
病院に行ったら、受付で当たり前に「健康保険証」を出すよね。
それによって医療費が実際の治療費の3割(後期高齢者は1割)になるのはみんな知ってることだと思うけど、健康保険はそれ以外にもいろんなことで助けてくれるよ。
健康保険の種類
自営業など | 国民健康保険 |
会社員など | 健康保険(協会けんぽor組合健保) |
公務員など | 共済 |
75歳以上の人 | 国民健康保険(後期高齢者医療制度) |
健康保険の保障内容
- 高額療養費制度
-
1ヶ月の医療費の自己負担を抑えてくれる制度。
例えば…
標準報酬月額28〜50万円…80,100円+(総医療費ー267,000円)×1%
標準報酬月額26万円以下 …57,600円
※標準報酬月額とは→4〜6月の基本給+諸手当の平均額のこと(賞与除く)【具体例】
ガンで3ヶ月入院した場合
(標準報酬月額30万円・1ヶ月あたり50万円の医療費がかかったとする)
80,100円+(50万円ー267,000円)×1%=82,430円
3ヶ月トータルで、合計247,290円(※本来の医療費=約150万円) つきく「病気で入院すると莫大な治療費がかかるかもしれない!」
とついつい心配しすぎちゃうけど、高額療養費制度のおかげで金銭的にかなり助かることがわかるね。 なぎささん思ってたより自己負担が少ないんだね!
つきく上の例のようなパターンだったら、貯金でも貯められそうな金額だよね。
でも、だからといって「医療保険は全く必要ない!」とは言えないかな。
健康保険で保障されるのはあくまで医療費であって、差額ベッド代や食事代、入院に必要な日用品、家族のお見舞いのための交通費などその他の費用は自己負担だからね。
もし子育て中の人が入院したら、その間に他の誰かに子どもの面倒を見てもらわなきゃいけないし…。
私も「子どもが中学を卒業するまで」と決めて、掛け捨ての安い医療保険に入っているよ。 - 〈その他健康保険で保障されるものの例〉
移送費 -
病気やけがで移動が困難な時、医師の指示で一時的・緊急的必要があると判断された場合は、移送費が支給されます。
- 海外療養費
-
海外で急な病気や怪我のためにやむをえず現地で治療を受けなければならなくなった時、申請すれば一部の負担金が払い戻される制度。(国内で治療を受けた費用と同等の扱いに)
- 在宅医療費(訪問看護療養費)
-
自宅で療養を受ける人が、指定訪問看護事業者の訪問看護・介護サービスを受けたとき、かかった費用の3割を自己負担すればよいことになっています。
私の夫が入ってる健康保険ではインフルエンザ予防接種代の補助金とかもあるよ!
健康保険は加入している組合によって保障内容が異なる場合もあるから、自分の加入している健康保険組合のHPなどで確認してみてね!
病気や怪我で働けなくなったら(生活費)
生活を支えている人が病気や怪我をしたら、医療費も心配だけど生活費も心配だよね。
働けないと給料がもらえないからね。
でも会社員や公務員なら休んでいる間も受け取れる「傷病手当金」という制度があるよ!
会社員や公務員なら…
- 傷病手当金
-
病気やけがのために働くことができず、仕事を休んだ日が連続して3日間あった後の4日目以降、休んだ日に対して支給されます。 (最大1年6ヶ月)
【1日あたりの傷病手当金】
直近12ヵ月の標準報酬月額を平均した金額÷30×2/3
注意:健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料・住民税などは今まで通り支払う義務があります。【具体例】
標準報酬月額の平均30万円(健康保険料15,000円・厚生年金保険料27,450円)・住民税2万円の場合
1ヶ月あたりの傷病手当金額は…30万円÷30×2/3=約6,666円(1日あたり)
6,666円×30=199,980円(1ヶ月あたり)
199,980円ー(15,000+27,450+20,000)
=137,530円(1ヶ月あたり)
※令和5年の保険料額を元に計算したおおよその金額です。住民税は前年の所得を元に計算するため人によって違います。
会社員の人にはありがたい制度だね!
この傷病手当金の制度は国民健康保険にはないから、自営業の人などは受給できないよ。
自営業の人は他の方法で生活費を備えなきゃいけないんだね。
また、病気や怪我が原因で障害者となった場合は、要件を満たせば「障害年金」を受け取ることができるよ。
- 障害年金
- 自営業など
-
障害基礎年金(1級・2級のみ)
1級…993,750×1.25倍+子の加算額※
2級…795,000+子の加算額※※子の加算額…第一子・第二子は各228,700円、第三子以降は各76,200円
- 会社員など
-
障害基礎年金(1級・2級のみ)+障害厚生年金(1級・2級・3級・障害手当金)
障害厚生年金は働いていた時の給与額によって計算される(報酬比例という)ため人によって金額が異なります。
1級…障害基礎年金(1級)+報酬比例の年金額×1.25倍+配偶者加給年金※
2級…障害基礎年金(2級)+報酬比例の年金額+配偶者加給年金※
3級…報酬比例の年金額
障害手当金…報酬比例の年金額×2倍(一時金で支給)※配偶者加給年金…65歳未満の配偶者がいる場合228,700円加算される。
〜上記の金額は2023年の年金受給額を元に表記しています〜
す、数字がいっぱいで目がまわりそう…。
想像しやすいようになぎささんの家庭を例にして見てみよう!
【具体例】※あくまで目安としてご覧ください。
会社員の旦那さん(36歳)が病気により障害等級2級と認定され、障害年金を受給することになった。
※旦那さんが働いていた期間は15年、給与額の平均を約25万(賞与37.5万円×年2回)として報酬比例の年金額を計算することとする。
※障害年金は非課税のため社会保険料や所得税・住民税は免除されます。(参考:日本年金機構より)
障害基礎年金=795,000+228,700+228,700=1,252,400円
障害厚生年金=約308,300(報酬比例)+228,700=537,000円
受給額の合計=1,789,400円(月額約149,100円)
障害年金はおそらく1ヶ月あたり約14.9万円くらいだね。
これは旦那さんが厚生年金に加入している「会社員や公務員」だから。
もし旦那さんが自営業だったら障害基礎年金のみの受給になるから1ヶ月あたり約10.4万円の受給になるね。
働けなくなっても年金がもらえるとはいえ、これまでのお給料と比べると手取りが結構減っちゃうんだね。
そうだね〜。
人によるかもしれないけど、働いている時と比べると大体半分以下になっちゃうイメージだよね。
特に自営業者の人などは「傷病手当金」や「障害厚生年金」がないのでさらに少なくなるね。
不足分は貯金でまかなうか、「就業不能保険」などで備える、などが考えられるかな。
病気やケガにより働けなくなると収入が減少してしまいます。
そんな時、金銭面で助けてくれるのが「就業不能保険」です。
突然働けなくなった場合の生活費を補うことができます。
ただし、持病があると加入しづらかったり、保険の対象外の病気があるなどの注意点もあるので検討する場合はじっくり内容を確認しましょう。
介護が必要になったら
病気や大きな怪我の時って介護とかも必要になるのかな?
場合によっては必要になってくるよね。
特に高齢になってくると介護サービスを利用することもあるかもしれないからその保障についても説明するね。
介護も公的な保障があるの?
あるよ。
なぎささんも旦那さんもまだ30代だからあまり実感ないかもしれないけど、40歳になると健康保険料や年金保険料などと同じように「介護保険料」が給与から天引きされるようになるはずだよ。
そしてその後に、要支援・要介護状態になって介護サービスを利用する時に実際にかかる費用よりも自己負担を抑えることができる制度だよ。
本人の状態によるけど大体1〜3割ほどの負担で済むみたい。
そうなんだ〜
ただし、介護保険に加入するのは40歳からだから、30代でもし介護が必要になってしまった時は全て自己負担になるよ。
とはいえ30代で介護状態になる可能性はかなり低いから、そこまで心配は要らないかな〜と個人的には感じてるので、私は貯金(生活防衛資金)で備えることにしているよ。
生計を支えている人が亡くなったら(残された家族の生活費)
なぎささんの家庭のように旦那さんの収入のみで家族の生活を支えている場合は、「もし旦那さんが突然亡くなってしまったら…」と精神的にも金銭的にもかなり不安になるよね。
そうなんだよね〜!お金の不安と言ったら一番はそれ。
もし生計を支えていた人が亡くなった場合、残された家族には「遺族年金」が支給されるよ。
下の表は旦那さんが亡くなってしまった場合を例にしたものだよ。
本当は「妻や子供の年齢」、「収入状況」などすっごく細かい要件がいろいろあるんだけど、ここでは「ざっくりとした金額」として参考にしてもらえるといいかな。
遺族年金のおおよその受給金額(1ヶ月あたり)
自営業など | 会社員や公務員 | |||||
夫の平均標準報酬月額 | ||||||
25万円 | 30万円 | 35万円 | 40万円 | |||
子のいる妻 | 遺族基礎年金 | 遺族基礎年金+遺族厚生年金 | ||||
子3人 | 11.0万円 | 14.2万円 | 14.8万円 | 15.5万円 | 16.1万円 | |
子2人 | 10.4万円 | 13.6万円 | 14.2万円 | 14.9万円 | 15.5万円 | |
子1人 | 8.5万円 | 11.7万円 | 12.3万円 | 13.0万円 | 13.6万円 | |
子のいない妻 | 40歳未満 | なし | 遺族厚生年金のみ | |||
3.2万円 | 3.8万円 | 4.5万円 | 5.1万円 | |||
40〜59歳 | なし | 遺族厚生年金+中高齢寡婦加算 | ||||
9.2万円 | 10.1万円 | 11.0万円 | 11.8万円 | |||
60〜64歳 | 寡婦年金 | |||||
4.9万円 | ||||||
65歳以上 | 妻の老齢基礎年金 | 遺族厚生年金+妻の老齢基礎年金 | ||||
6.6万円 | 9.8万円 | 10.4万円 | 11.1万円 | 11.7万円 |
※夫は25年加入、保険料の滞納はないものとします。
うちの場合は、会社員・子ども2人だから毎月13〜14万円ってところかなあ…?
こうしてみると傷病手当金も障害年金も遺族年金も支給されるのは大体似たような金額なんだね。
年金の金額はそこまで大きく変わらないかもしれないね。
でも遺族年金と他(障害年金・傷病手当金)では大きく違う点があるよ。
なぎささんの家庭のようにマイホームを持っている人は、旦那さんが亡くなった場合はもしかしたらその後のローン返済が免除になる可能性もあるよ。(住宅ローン団体保険などに加入していた場合)
あとは単純に旦那さんにかかるその後の生活費がなくなるから、全体としての支出は今よりも減るかもしれないね。
つまり、
遺族年金は
支給額=家族の生活費
他の年金など
支給額ー(ローン返済など)=家族の生活費
となるから、手元に残るお金はだいぶ変わってくるよね。
だからと言って、旦那さんが亡くなったほうがいいとは決して言えないけど!!
やっぱりお互い健康的に歳をとるのが一番いいよね!
保険を見直してみた!(なぎささんの場合)
公的な保障についていろいろわかった気がするよ!
旦那にも教えてあげよーっと!
公的な保障を理解した上で、自分たちに本当に必要な備えが何か、家族でしっかり考えていけるといいね。
他人のアドバイスを鵜呑みにするよりも、自分たち自身で考えたほうがきっと納得できる方法が見つかると思うよ!
でもさでもさ、もうちょっとだけアドバイスくれない?
もしつきくさんだったらどんなふうに見直す?
参考にするだけだから教えて!
え、うーん…そうだなぁ…。
現状の保障内容を確認してみる
まず自動車保険は普段車を使っている人にとっては必要なものだから、同じ保障でもっと安い保険料の商品がないか、調べてみるといいかな。
年齢や車種、免許証によって保険料は変わるので、相見積もりを取って比較してみるのをお勧めするよ!
無料の自動車保険一括見積もりサービス
は、必要事項を一度入力するだけで複数の自動車保険に見積してもらって比較できるので便利だった^^
次に、生命保険について。
終身保険の保険料が結構高いよね。
支払う保険料は高いのに、死亡保障が300〜400万円と少ない。
なぎささん自身は専業主婦で幼い子どもが2人もいる家庭だから、一番困るのは「旦那さんの収入がなくなった時」かなと思う。
旦那さんが病気になったり亡くなったりした時は、公的年金で毎月13〜14万円支給されるけど、今の生活費から考えると少なくともプラス10万円以上は欲しいなぁ〜ってところ。
うんうん!
今の生活に必要な金額を確認してみる
なぎささんの家計シート
固定費や変動費を合わせると毎月の支出は293,200円(年間3,518,400円)。
さらに年払いの固定費や特別費などを合わせると現在年間4,203,300円の支出がある、なぎさ家。
夫に万が一のことがあった場合、その後の夫にかかる費用は減るが、公的な障害年金や遺族年金(毎月13〜14万円程度、年間では約170〜180万程度と予想)だけでは補いきれないことがわかる。
終身保険の死亡保障300〜400万円のみだと、お葬式やお墓代などの費用を支払ったら半分くらいしか残らない可能性もある。
なぎささんがフルタイムで働くにしても、2人のお子さんを育てながらだと結構辛いんじゃないかな。
だから私なら、もっと保険金が多く、支払う保険料の安い「掛け捨ての死亡保険(定期保険)」や「収入保障保険」を選ぶかなぁ…。
あとは、今の終身保険だと旦那さんが病気などで働けなくなって収入がなくなった場合の保障はないから、「就業不能保険」とかも検討するかな。
ほお〜なるほど!
専業主婦のなぎささんの場合は今は収入がないから、死亡保険や収入保障保険よりも検討するなら「医療保険」かな。
高額療養費制度で医療費の自己負担は抑えられるけど、もし家事や子供の世話をほとんどこなしている主婦が病気などで入院したら、代わりに家のことをするために夫が仕事をセーブしたり、家事サービスなどを利用する必要が出てくるよね。
そういう医療費以外の費用を補填するために、保険料の安い医療保険を調べて入っておくのも一つの方法かな〜と思う。
備えるべき保険も必要な金額もその人その人によって違う
保険て、その時その人の状況に合うものを選ぶべきなんだね。
そうだね。
貯金が少ないうちは保険で備える。
今回保険を見直して、その分浮いたお金は貯金する。
そうやって貯金が増えて「生活防衛資金」が十分に貯まったり、環境が変わったらまた見直す。
「いつ」「どんな時に」「いくらくらい」必要か考えて、その時の状況にあったものを選べるといいよね!
どの保険が自分に合っているか検討比較したいときはFP無料相談の保険チャンネルでプロのFPさんに相談するのががおすすめだよ!
▼
なぎささんはどんな備えに決めた?
〜数日後〜
つきくさん!旦那と話し合って、保険を乗り換えることにしたよ!
そうなんだ〜話し合いできてよかったね!
保険チャンネルでFPさんにも相談してどれにするか検討してみたんだよ!
Zoomでオンライン面談できるのめっちゃ便利だね〜!
子どもいるから家から出なくて済むの助かった!
いろいろアドバイスももらえたけど、ちゃんと自分でも考えて決めたよ!
結局どんなふうに見直したの?
私も旦那も今までの終身保険を解約して、
旦那…収入保障保険(死亡保障・月10万円給付)と就業不能保険(働けない時の生活費の保障・月15万円給付)※共に60歳までの保障
私…医療保険(入院1日につき5,000円給付)
に変更することにしたよ!
保険料は
14,500円→5,800円になる計算!(8,700円も減った!)
今は赤字家計だし貯金もそんなに多くないから、こんな感じで備えておいたほうが安心かな〜って。
旦那さんが亡くなった場合は
住宅ローンの支払いが免除になることから
遺族年金(約14万円)+収入保障保険(10万円)で毎月約24万円の収入を確保。
旦那さんが働けなくなった場合は
傷病手当または障害年金(約14万円)+就業不能保険(15万円)で毎月約29万円の収入を確保する、って考えたんだね!
あと自動車保険は、無料の自動車保険一括見積もりサービス
年間60,000円→30,000円になりそう!
うんうん!
自分たちに合った保障を旦那さんともきちんと話し合って決めることができたんだね!
※生命保険は持病や年齢などにより乗り換えるのが難しい場合もあります。
解約する前に不明なところは必ず問い合わせ、納得した上で解約・契約の手続きをしましょう。
まとめ
「保険料が高い、見直したい」と感じた場合は以下の手順で考えてみてください。
保険の見直し手順
- 保険のメリット・デメリットを知る。
- 公的な保障について知る。
- 自分の現在の保険の保障内容を確認し、それが本当に必要なものか考える。
- 今の自分に必要かつ保険料の安い保険に乗り換える。
※公的な保障で十分だと考えるor貯金でじゅうぶんまかなえると考えるなら保険に入らないという選択肢もある。
どの保険が自分に合っているか検討比較したいときはFP無料相談の保険チャンネルでプロのFPさんに相談するのががおすすめだよ!
☑︎無理な勧誘や営業はしない
☑︎保険だけでなく家計全般の相談ができる
☑︎オンラインで相談できるから自宅で子どもがいてもOK!
保険料を見直して、黒字家計を目指すぞー!