目標を設定したら、次はいまの家計を見ていくよ!
うっ、実は私家計簿つけてなくて…
大丈夫だよ!ゆっくりやっていこうね。
家計簿をつけてない人でもいまの家計を見える化することはできるよ!
まずは『いま、自分はいくら資産があるのか』を書き出してみよう。
その次に、『どれだけの収入があって、どれだけの支出があるのか』もぜんぶ書き出すよ!
それを知るための資料を集めよう。
資産表と家計簿(家計シート)とは?
なぜ資産表を作るの?
資産表とは、いまの自分の財産を一覧にしたものです。
資産表を作るメリットは次の3つです。
- 「プラスの資産(資産)」と「マイナスの資産(負債、借金)」のバランスを見る
- 「本当の資産(=資産ー負債)」を知る
- 定期的に記録することで「本当の資産が増えているのか・減っているのか」を知る
この、「本当の資産を増やすこと」が家計管理の目的だよ!
そのためには自分の資産がいくらあるのかしっかり把握しよう!
「本当の資産を増やすこと」が「将来やりたいことを叶えること」に繋がるんだね〜!
なぜ家計簿が必要なの?
今まで家計簿をつけていなかった人でも、家計シートを使ってお金の収支をだいたい把握することはできます。
家計シートについてはこちらの記事で詳しく解説しています↓
でも、お金が貯まる人になるにはやはり、家計簿は必須だと思います!
家計簿を作るメリットは3つあります。
- お金の流れのパターンを知る
- 赤字なのか黒字なのか一目でわかるようにする
- ムダ遣いをしていないか把握しやすくする
自分のお金の使い方のパターンを書き出すことで、改善点を洗い出しやすくすることが目的です。
なので、ムダな出費を減らし、毎回黒字にできる習慣がしっかり身につけば、家計簿をずっとつけ続ける必要はないといえます。
とはいえ、生活スタイルが変わればお金の流れも変わるもの。
一度改善したとしても、また別の問題点も出てくることもあるんだよね。
確かに…夫婦2人の生活と子供がいる生活ではお金の使いどころが違うよね。
子供も大きくなると習い事とか新たな出費も出てくるし…。
生活スタイルが変わるたびにお金を何にいくら使うか考え直したほうがいいんだ!
家計簿をつけるのはお金の流れを把握するためだけじゃなくて、「予算を決めて管理するため」でもあるんだ!
家計簿の種類はいくつかあります。
- 手書きの家計簿
- エクセルなどの表計算ソフトを使った家計簿
- 家計簿アプリ◀︎私のおすすめはコレ!
資産を知るために必要なもの
資産は大きく分けて「金融資産」と「非金融資産」に分けられます。
「金融資産」は、現金とか銀行の預金とかだよね?「非金融資産」ってなに?
「非金融資産」は家などの不動産とか貴金属・宝石などのことを言うよ。
本来なら「非金融資産」もしっかり把握したいところ。
でも「非金融資産」の価値をすぐに金額に表すのはちょっと難しいから、今回は「金融資産」について詳しく書き出してみよう!
金融資産と非金融資産
金融資産と非金融資産を一覧にすると次の通りになります。
今回はこっち!▶︎金融資産 | 非金融資産 |
---|---|
・現金 ・銀行預金 ・商品券や小切手 ・電子マネーの残高 ・投資信託 ・株式 ・債券 ・貯蓄型の保険 …など | ・車 ・貴金属や宝石、美術品 ・権利(特許権、著作権など) …など | ・不動産
非金融資産は今回は省略するけど、記録する際に空いたスペースに自分が持っている不動産や貴金属などの資産をメモしておくのがおすすめです。
車や家も資産なんだ!考えたことなかったなぁ。
資産を知るための資料リスト
金融資産状況を知るために、用意するものは下記の通りです。
資産を知るために必要なもの
- 財布
- タンス貯金にしている現金
- 電子マネー
- 商品券・小切手
- 預金通帳
- ネット銀行にログインするためのパスワード
- 債券の通帳または取引残高報告書など
- 証券会社にログインするためのパスワード
- 株券、配当金通知書など
- 貯蓄型保険の資料(ご契約内容のお知らせ)
…など
いまの資産状況を知るためには、「資産」だけでなく「負債」つまり借金のこともきちんと把握しておこう!
借金?
実は「住宅ローン」や「マイカーローン」、「奨学金」なども借金と言えるよ!これから返済しなければならないお金もしっかり把握しておこう!
- 住宅ローンの残高がわかるもの(償還予定明細表など)
- マイカーローンの残高がわかるもの
- 教育ローンやその他ローンの残高がわかるもの
- クレジットカードの借り入れ残高がわかるもの(リボ払いや分割払いなども注意)
- 奨学金の返済残高がわかるもの
- 未払いの税金の通知書
- 消費者金融の貸借契約書
…など
必要な資料を揃えて、いまの自分の資産状況を整理してみましょう…
一つ一つ書き出すことで、純資産=「本当の資産」が見えてきますよ!
いまの家計を知るために必要なもの
家計簿をつけていない人でも、最低1ヶ月分のレシートや領収書などを保管して「家計シート」を作ってみましょう。
収入を知るために必要なもの
収入を知るために必要な資料は次のとおりです。
- 給与明細、源泉徴収票(給与所得の人)
- 所得証明書、課税証明書(個人事業主の人)
- 児童手当が振り込まれる通帳
…など
このほかに、配当金収入や不動産収入などがある人は収入金額がわかる書類を準備してね!
支出を知るために必要なもの
支出を知るために必要な資料は次のとおりです。
- スマホ(アプリで支払い履歴を見る場合)
- レシートや領収書
- 引き落としのある通帳
- 光熱費の明細書
- クレジットカードの明細書
- 住宅ローンの書類
- 税金の領収書
…など
まずは食費や日用品などの支払いのレシートは約1ヶ月分以上貯めておくといいよ!
まとめ
自分の「本当の資産」を知るために資産表を作りましょう。
お金の流れを知るために家計シートを作成し、家計簿をつける習慣をつけましょう。
将来の目標を叶えるために、将来いくらお金が必要なのか、具体的に知るためにはこれらを作ることが必要不可欠です。
この記事に記載した資料を集めて、早速作ってみよう!
資産表と家計シートの具体的な作成方法は以下の記事に書いてあります。