「資産表」って何?
通帳残高やその他の自分の資産を全てまとめた表のことだよ。
「財産目録」とも呼ぶらしいけど、ここではもっとカンタンな表を作ってみよう!
資産表(財産目録)を作ることで、自分の「プラスの資産」「マイナスの資産(負債)」を把握し、「本当の資産がいくらなのか」一目で確認できるようになります。
この「本当の資産」をどんどん増やしていくことが夢への一歩!
こちらの記事を元に集めた資料を見ながら、「我が家は現在、いくら資産があるのか」をさっそく一枚の表にしてみましょう。
どうまとめればいいかわからない!って人は、私が作成したテンプレートもあるのでよかったら印刷して使ってね!
資産とは何か?
資産表にまとめる「資産」は、下の表の「金融資産」の項目にあるものです。
今回はこっち!▶︎金融資産 | 非金融資産 |
---|---|
・現金 ・銀行預金 ・商品券や小切手 ・電子マネーの残高 ・投資信託 ・株式 ・債券 ・貯蓄型の保険 …など | ・車 ・貴金属や宝石、美術品 ・権利(特許権、著作権など) …など | ・不動産
「非金融資産」は価値を金額に表すのが難しいので今回は割愛するよ!
でも資産は資産。
忘れないように一緒にメモしておこう。
記入例▼
資産表を作るために必要なもの
あらためて、資産表を作るために必要な資料は次のとおりです。
資産を知るために必要なもの
- 財布
- タンス貯金にしている現金
- 電子マネー
- 商品券・小切手
- 預金通帳
- ネット銀行にログインするためのパスワード
- 債券の通帳または取引残高報告書など
- 証券会社にログインするためのパスワード
- 株券、配当金通知書など
- 貯蓄型保険の資料(ご契約内容のお知らせ)
…など
- 住宅ローンの残高がわかるもの(償還予定明細表など)
- マイカーローンの残高がわかるもの
- 教育ローンやその他ローンの残高がわかるもの
- クレジットカードの借り入れ残高がわかるもの(リボ払いや分割払いなども注意)
- 奨学金の返済残高がわかるもの
- 未払いの税金の通知書
- 消費者金融の貸借契約書
…など
通帳は全部記帳しておこう!
いざ全部書き出そうとすると、資料を揃えるのは結構たいへんだね!
資産表に残高を書き込んでいこう
必要な資料を揃えたら、あとは資産表にどんどん書き込んでいきましょう。
記入例▼
資産600万円以上!
この記入例の家庭はきちんとお金を貯めているように見えるよ。
でもよく見ると住宅ローンが約1500万円以上あるね。
資産ー負債
=6,127,501ー15,788,865
=▲9,661,364(←本当の資産)
一見、使うお金がたくさんあるように見えて、トータルでみるとマイナスになっているよ。
安定した収入を得て、計画的にこの負債をどんどん減らしていかないと「本当の資産」は増えていかないよね。
まとめ・資産表を作るメリット
資産表を作ってみると色々わかるね。
現金や預金残高が十分あるからって無計画にお金を使いすぎたら「本当の資産」は増えないってことだね!
そうだね!
資産表は定期的に作って、資産が増えているかチェックするようにしよう。
「本当の資産」がわかると、普段のお金の使い方を意識するようになるね。
他にも、
・緊急でまとまったお金が必要になった場合、確実にすぐ引き出せるお金はいくらなのか、パッとわかる。
・もし収入が減った場合のためにいくら備えておくべきか考えやすくなる。
など、資産表を作るメリットは色々あるよ。
無料で資産表のテンプレートもダウンロードできますので、よかったら印刷して使ってみてくださいね。